2日でできる、8画面トレード用マルチモニタ環境の構築方法

複数のモニタを繋げてマルチモニタ環境にする方法を、誰にでも実践できるように解説していきます。

これから紹介していく方法を実践すれば、2画面~8画面マルチモニタの環境を1台のPCだけで構築することが可能です。

6画面や8画面のマルチモニタでするトレードのメリット

multimonitor

  • より多くのチャートを同時に表示できる
  • ニュースや発注ソフトが専用のモニタで表示できる。(チャートと被らない)

多くの情報は混乱を招き、弊害を伴う場合もあります。判断材料が増えすぎたために行動に移せなくなり、逆効果に陥る可能性もあります。

そのため人によって適切な情報量は変わります。

しかし、チャートやニュースから発せられる情報は、多ければ多いほど有利であると考えます。

多くの情報を処理できないのは個人の問題であり、そこは克服し慣れる必要があるのだと思うのです。

複数の通貨を監視する、インデックスを監視する、最新ニュースを監視する。

それらはすべて市場の動向を探る手立てであり、相場から発せられるメッセージになります。

相場という世界で生きるためには、独自の相場観を持って取り組むべきと考えます。ほんの数枚のチャートだけでは、相場の本質を理解し、独自の相場観を育むには足りないと思うのです。

相場から発せられる情報のすべてを把握することは難しいのですが、情報が多ければ多いほど有利であるのは間違いありません。

情報が多すぎても、情報の取捨選択ができるようになればなんの問題もありません。
liquidity_buyer_seller
大切なのは、

  • 独自の相場観を持てるようになること
  • 情報の取捨選択ができるようになること

これができるようになると納得のいくトレードに繋がり、トレードに伴う心理的要因を排除することができるのです。


目次

トレードのために、マルチモニタ環境を構築したいと考える人は多いと思います。

しかし、いくつかの問題が浮かび上がります。

  • お金が掛かりそう
  • パソコンに対する知識がない
  • マルチモニタに関する情報が少ない

これらの問題を解決しながらマルチモニタの構築方法を提案していきたいと思います。

マルチモニタにお金は掛からない。

パソコンのスペックは本当にピンからキリまで選べます。テクノロジーの進化、半導体の微細化により、現行のパソコンは数年前と比べてスペックが飛躍しています。

価格も手頃なものが多く発売され、パソコンはもはや消耗品の部類です。

ハイスペックを求めるのであれば、50万でも100万でもお金は掛かります。

しかし、トレーダーにとってパソコンは、チャートさえまともに表示されていれば問題はないはずです。

トレーダーにとって一般的なチャートソフト、MT4は2000年にMetaQuotes Software社が開発したチャートソフトです。

つまり、西暦2000年当時のパソコンでも十分使えるようなソフトなのです。

マルチモニタ環境に耐えうるPCスペックを考える

チャートがしっかり動作すればいい、という前提で考えるとPCスペックはそれほど求められません。

しかしマルチモニタにすることで表示するチャートが増えれば、それだけPCにも負荷が掛かります。

実際にトレードするときにはチャート以外にも、発注ソフトやブラウザの起動など、複数の処理をPCに求めます。

CPUスペック

ドスパラより提供

こちらの表は、インテルのCPU能力を視覚的に比較できるものです。PCショップのドスパラより抜粋しています。

ドスパラのCPU能力比較ページはこちらからご覧いただけます。

左から順に、

  • CPUの型番
  • コア数(スレッド数)
  • 定格クロック
  • 性能目安(グラフ部分)

経験談から言うと、core2DUO E8400(性能目安194)程度で8画面マルチモニタは十分機能します。メモリは3GB使用です。
マルチモニタ

  • MT4の起動 7つ
  • ブラウザ
  • 発注ソフト
  • excel

日々のトレードで使用するソフト類はなんなく動作しますし、フォトショップなどの描画ソフトを同時に使うことも可能でした。

どんなソフトを、どれだけ同時に立ち上げるのかで必要なCPUの処理能力は変わってきますし、必要なメモリーの量も変わります。

これをおおまかな参考にして、PCに求める能力を決めることができると思います。

1台のPCで8画面マルチモニタを可能にするために必要な条件

  • PCIEが4ヵ所以上あるマザーボード
  • PCIE接続のグラフィックボード

最低限、上記の条件を満たしていれば誰でも簡単に8画面マルチモニタ環境は構築できます。

PCIEの数が求められますので、必然的にスリムタイプのPCやキューブタイプといった、小さいサイズのPCでは対応できません。

PCI Eが4ヵ所以上あるマザーボード

ASUS_P5G41-M_pci_express

画像はマザーボードのPCIEが写っている部分を拡大したものです。画像にはPCIE×1・PCIE×16・PCIふたつが写っています。

PCIはできるだけ使いません。PCIEと同時に使うには難易度が上がります。

ここではPCIEだけを使った方法を説明していきます。


PCI_and_PCIe
PCIEの種類

  • PCIE×16
  • PCIE×8
  • PCIE×4
  • PCIE×1

図の様な形で、PCIEにはサイズがあります。グラフィックボードは大体PCIE×16に対応しています。

マルチモニタ用のマザーボード選択基準

マルチモニタを構築するためのマザーボードを選ぶ時には、PCIE×16の数でほぼ決まります。

PCIE×16に挿せるグラフィックボードの数 × 2のマルチモニタ環境を構築することができます。

  • グラフィックボード1枚 2画面
  • グラフィックボード2枚 4画面
  • グラフィックボード3枚 6画面
  • グラフィックボード4枚 8画面

PCIE×16が構築したいマルチモニタの枚数に足らない場合は、PCIE×16をPCIE×1に加工してマザーボードにセットすることも可能です。

しかし、加工に手間をかけたくない場合はPCIE×16の数が多いマザーボードを選択するしかありません。

PCIE×16が4ヵ所というマザーボードは種類が限られますが、3ヵ所くらいなら種類も多くあります。

PCIE接続のグラフィックボード

グラフィックボードには、

  • AGP
  • PCI
  • PCIE

3種類ありますが前述したとおり、ここではPCIEでのマルチモニタ構築を前提として進めます。

グラフィックボードにはアナログ接続とデジタル接続の2種類があります。
グラフィックボード

  • アナログ接続だけのもの
  • デジタル接続だけのもの
  • アナログとデジタルの2ヵ所接続のもの
  • デジタル2ヵ所接続できるもの
  • アナログ2ヵ所接続できるもの

1枚のカードで接続できるモニタの数は2ヵ所が一般的です。

中にはグラフィックボード1枚でモニタ1枚にしか接続できないもの、グラフィックボード1枚でもモニタ4枚に接続できるものなどもあります。

マルチモニタを構築するので、モニタ1枚にしか接続できないグラフィックカードは避けます。

2ヵ所接続できるグラフィックボードを選びます。

アナログ接続とデジタル接続については、使用するモニタによって異なりますので、モニタに合わせるか、グラフィックボードが先に手元にあるならモニタを合わせるか、で対応します。

PCIE×16のグラフィックボードがもっとも普及していて、値段が安くすむのが利点でもあります。

PCIE×16の端子を切ってPCIE×1用に加工する

pci-e_adj

マザーボードを選択する際に、PCIE×16の数が希望しているよりも少ない場合があります。

その際には、グラフィックボードの端子部分を削り、PCIE×16のサイズをPCIE×1に加工することで対応が可能です。

右の画像はPCIE×16のグラフィックボードの端子部分にテープを貼っているものです。

それぞれの端子露出部分は×1 ×4 ×8に対応しています。

×4と×8への加工事例は知りませんし、保障もできませんが、×1への加工は動作の保証がとれていますので、×1への加工方法を説明します。

端子を削る手順

PCIE×16の加工

加工によりグラフィックボードが破損する場合があります。失敗しても後悔しない程度のグラフィックボードで実践してください。

用意するもの

  • 細めのヤスリ
  • 鉄定規
  • 油性マジック
  • カッターナイフ
  • ラジオペンチ

PCIE×1加工01
PCIE×1に必要な端子数は18ピンです。画像にある端子の左から19番目の端子に油性マジックで印をつけます。


PCIE×1加工02
18ピンに傷をつけないように気を付けながら印にヤスリで切り込みを入れていきます。

端子部分すべてに切り込みが入り、ボード本体には切り込みが入らない位置で止めます。

※画像の切り込みはまだ浅い位置です。赤色の基盤手前まで切り込みを入れます。


PCIE×1加工03
端子部分の切り込みが終わったら、不要な端子部分を切り落とします。

鉄定規をあて、カッターで少しずつ切り込みを入れていきます。

グラフィックボードの基盤はそれほど固くありませんので、くり返しカッターで削っていけば切り込みが深くなっていきます。


PCIE×1加工04
ある程度切り込みが深くなったら、ラジオペンチでもぎ取ります。綺麗に仕上げたい場合はカッターだけで仕上げたほうがよいのでしょうが、かなり手間がかかります。

ある程度で見切りをつけてもぎ取るのが効率がいいです。


PCIE×1加工04
最後にヤスリで仕上げをします。18ピンを削ってしまわないように注意しながら、19ピンを完全に削り落とします。

カッターで削り、端子をもぎ取った部分もヤスリで平に仕上げます。

以上でPCIE×16をPCIE×1に加工する手順は完了です。


グラフィックボードの認識とマルチモニタの設定

マザーボードに必要なだけのグラフィックボードを挿したら、PCにグラフィックボードを認識させる必要があります。

新しいOSであれば大体は自動で認識してくれます。VISTAあたりでも認識してくれると思います。

取り付けたグラフィックボードのドライバは個別でインストールする必要がでる場合もあります。

nVIDIAドライバダウンロード

Radeonドライバーダウンロード

出回っているグラフィックボードはnVIDIAかRadeonがほとんどです。

PC立ち上げ後に自動で認識されなかった場合は機種に合わせたドライバをインストールします。

マルチモニタ

PCが認識している場合は、上の画像のようにWindowsの「画面の設定」でモニタが認識されています。

色が薄くなっている場合は有効になっていませんので、クリックして接続します。
nVIDIAコントロールパネル
nVIDIA、Radeonともにグラフィックボードのコントロールパネルがあります。

ドライバと一緒にダウンロードされますので、モニタの詳細設定はコントロールパネルで調整できます。


トレード用マルチモニタ環境を利用する際の注意事項

  • グラフィックボードが密集することで熱対策が必要になります。
  • グラフィックボードの枚数が増えると電力も増えますので、数によってはPC電源の容量を上げる必要があります。
  • PCIE×16をPCIE×1へ加工するとグラフィックボードの能力が低下します。

グラフィックボードは1枚でもかなり熱を発生します。それが4枚となると熱対策は必須と言えます。

熱対策に強いPCケースを用意するか、ケースファンを取り付けてエアフローを構築してあげる必要があります。

antec_2

ANTECというメーカーからスポットで風をあてるファンがでていますので、グラフィックボードの密集地帯に直接風を当てることができます。ケースのサイズに余裕があれば効果的です。

PC電源は使用する環境により大きく左右されますので一概に何ワットで足りるかは判断できません。

PCの挙動が不安定なら、大きめの容量に変える必要があります。

マルチモニタ環境を構築する手段の提案

  • BTOを活用する
  • オークションで揃える

BTOを活用する

BTOパソコンであれば、マザーボードを選択できます。CPUやSSDなど、スペックの落とせるものは落として安く購入することが可能です。

トレーダー用のPCとしてマルチモニタPCを売っているのを見かけますが、無駄にハイスペックだったりします。

値段も当然高くつきます。

純粋にトレードだけに使うPCであれば、それほどハイスペックである必要はありません。

ネットゲームや動画鑑賞などは、ハイスペックなサブPCを用意して、娯楽とトレードは分けるのがベストとも思います。

オークションで揃える

中古PCやパーツ類はヤフーオークションで豊富に出回っています。

自作PCに自信がない方でも、完全動作品を安く購入し、グラフィックボードだけ追加する程度なら難しくありません。

マザーボードの種類なども詳しく掲載して出品されている場合が多いので、絞り込みで検索してあげれば目的のものは見つかるはずです。

複数画面、マルチモニタを便利にするフリーソフト

マルチモニタに適したフリーソフトをかんたんに紹介します。

リンクからダウンロードページへアクセスできます。

MultiWallpaper

マルチウォールペーパー

モニタ枚数が増えると壁紙のフルサイズ設定ができなくなります。

モニタ1枚1枚に別の壁紙を用意するのもいいのですが、全部のモニタを一枚絵にしたい場合には有効なフリーソフトです。

ZBar

zbar

マルチモニタにしても、タスクバーはプライマリモニタだけになります。しかし、ZBarを導入することですべてのモニタに擬似的なタスクバーを設定することができます。

複数モニタの環境を手に入れるためには

おわりになりますが、ここでの情報だけでは不十分なことが沢山あります。

Googleで検索する必要があったり、検索してもわからないことがでてくるかもしれません。

しかし、トレーダーとしてPCは毎日扱うものです。ある程度の知識はあっても無駄にはなりません。

トレードの最中にグラフィックボードが壊れても、時間にゆとりが出た時、サッと予備のグラフィックボードと交換できるくらいにはなっていたいものです。

大枚はたいてハイスペックPCを何台も買えるのならいいのでしょうが。

PCを弄ることも意外と楽しいものです。そういった意味でもPCの知識をつけることはおすすめできます。

この記事が、マルチモニタ環境に興味はあるが なかなか手がでない、といったトレーダーの手助けになれたら幸いです。

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